12月25日は臨時議会でした🎄立川市版・生活支援事業の内容が明らかに
去る12月25日のクリスマス🎄に立川市議会では臨時議会が行われました。
本会議場が工事の作業中であったため、市役所の会議室で行うという貴重な体験でもありました。
内容は、国の重点支援地方交付金の拡充に対応し、食料品の物価高騰の影響を受けている市民を支援するための(仮称)立川市市民生活支援給付金給付事業と、物価高対応子育て応援手当給付事業の2点に係る補正予算でした。審議ののち、可決されましたので、それぞれの内容をご紹介します。
✅(仮称)立川市市民生活支援給付金給付事業について
趣旨:物価高の影響を受ける市民一人ひとりを支えるための生活支援です。国の重点支援地方交付金を活用し、市民全員を対象に現金を給付することで、市民の負担を軽減することができると考えています。
支給対象者:令和8年1月1日現在立川市に住民登録のある市民
給付額:市民1人当たり現金4,000円
支給について:直近の給付金事業において支給実績のある世帯主の口座情報を用い、プッシュ型通知による給付を基本とする。口座情報が不明な世帯主については、確認書を送付する。
スケジュール:問い合わせ対応のためのコールセンターを3月上旬に設置。4月下旬に第一回目の支給、7月末までに支給事務完了予定。
✅物価高対応子育て応援手当給付事業
趣旨:物価高の影響が長期化し、その影響が様々な人々に及ぶ中、特にその影響を強く受けている子育て世帯を力強く応援し、子どもたちの健やかな成長を応援する観点から、物価高対応子育て応援手当を支給するものです。
支給対象者:令和7年9月分の児童手当受給者
給付額:児童一人当たり20,000円
申請について:可能な限り「プッシュ方式」で支給を実施する。立川市から児童手当の支給を受けている方は申請不要。受給を希望しない方のみ、受給拒否の届出書を提出。立川市において支給対象者の口座情報を把握していない方(例:公務員)は申請が必要。
支給について:立川市から児童手当の支給を受けている支給対象者は、児童手当とは別に、2月下旬に児童手当登録口座へ振り込む。立川市において支給対象者の口座情報を把握していない方は、申請受付後に審査を行い、順次指定口座へ振り込む。
(補正予算可決を受けて、原ゆきの所感)
ばらまきに頼らずに済む体制を国が整えることが本来の姿だと、私は思っています。その上で、国の支援を自治体で行う以上、暮らしに寄り添う形でお届けすることが大切だと考えています。
国の重点支援地方交付金の活用については、お米券などさまざまな手法も議論される中で、手数料等により市民への還元額が目減りしないよう、また市民がより必要な支出に充てられる汎用性等も鑑み、現金による給付を行うことを会派で要望していました。自治体の裁量で、市長の判断もあり、現金による給付が実現しています。
