V-22オスプレイ立川飛行場への飛来について

2月1日(水)陸上自衛隊V-22オスプレイ1機が立川飛行場へ飛来しました。防衛省北関東防衛局から情報提供があったのは、1月25日のことです。
昨年の11月1日及び2日に北関東防衛局から、立川飛行場周辺8市に対し、オスプレイが令和5年1月以降、立川駐屯地内立川飛行場へ飛来する旨、伝えられました。
立川市議会では、このことについて、議員提出議案として「陸上自衛隊V-22オスプレイ飛来において市民の安全への配慮を求める意見書」を提出しました。
また、立川飛行場周辺8市で構成する「立川飛行場周辺自治体連絡会」は立川飛行場関係機関へ11月7日、1月20日にも要請を行っています。
しかしながら、飛来の際には事前通知する要望について、同防衛局は「レーザー光線の照射などを防ぐために公表は予定していない」と今後の事前通知を拒んでいます。心配される転換モードで飛来する場合についても、その切り替え地点については予め答えられないといいます。
いくら「周辺住民の皆様への影響に最大限配慮した運用に努める」と言っても、木更津駐屯地から立川へ、市街地を避けて飛来することは困難であり、私たちの生活圏上空を飛ぶことは紛れもない事実です。子どもたちが保育園幼稚園、学校へ通っている時間、、、何かことが起きてからでは遅すぎます。
そもそも、大規模災害発生時の人員・物資の緊急輸送への備えを目的とするなら、なぜ過去に事故も報告されているオスプレイの訓練をまちなかで行うことが必要なのか。到底納得できません。
私は飛来初日である2月1日、東京平和運動センター・三多摩平和運動センターのオスプレイ 立川飛行場への飛来・訓練を許さない抗議集会に参加しました。市民に説明もなく拙速に決まってしまったオスプレイ飛来。不安要素の拭えない戦闘機が私たちの生活圏上空を飛ぶこと、決して黙認できません。断固として抗議していきます。

■立川市議会_陸上自衛隊V-22オスプレイ飛来において市民の安全への配慮を求める意見書
■立川飛行場への陸上自衛隊Ⅴ-22オスプレイ飛来について(要請と回答)